大阪大学

大阪大学は「新しい人文学」を構築する研究科を創設します。

人文学研究科の設置計画は現在認可申請中です。
設置計画は予定であり、内容には変更があり得ます。

[ 創設にあたって ]

人文学の知で変化にしなやかに適応していく。

変わる社会・変わる世界・変わる日本に対し、必ずしもそこに住まう我々は、時代に適応して変わっていけるわけではありません。

より安全、快適な世界を目指して科学技術や産業や医療が進展しても、人々の間には不安と疲弊と分断に対する違和や怒りが広がっています。

変わらない人々の心や振る舞いの間のきしみ合いは、科学技術の発展や制度改革だけでは解決できません。これはまさしく、社会科学と並んで人文学が対応すべき問題群です。今こそ、深い人文知をさらに社会に即応させ、高度化させることが求められていると私たちは考えています。

そこで、社会の変化に即応しつつ、伝統的な⼈⽂学の知を継承しながら新しい社会に生かすことを目標とする、人文学に関するより総合的・国際的な教育・研究を行う「人文学研究科」の設置を行います。

[ ミッション ]

人文学研究科4つのミッション。

教育体制を時代に即してバージョンアップし、いわゆる文系・理系の分断を超えて、大阪大学の諸学の基礎となり、今日のグローバル社会を支えていく「新しい人文学」を構築していきます。

Mission 01

今日的課題に果敢に挑戦し、グローバル社会で活躍できる人材を育成します

来たるべき世界のあり方を真に実りあるものにするための哲学的・倫理的・歴史的・文化的・社会的基盤を再構築します。すなわち、文学、言語、歴史、芸術、地域研究等に関わる深い人文知を継承しながら、今日的課題に果敢に挑戦し、グローバル社会で活躍できる人材を育成します。

Mission 02

新人文学分野を開拓します

人文学そのものを最先端の科学技術と合体させた、デジタルヒューマニティーズなど、新人文学分野を開拓します。

Mission 03

リベラル・アーツとしての人文学教育の門戸を開きます

全学教育推進機構等の学内組織と連携し、大阪大学のすべての学生に、社会人として必須のリベラル・アーツとしての人文学教育を開いていきます。

Mission 04

高度な人文知を社会全体へと開きます

さまざまなフェーズでリカレント教育プログラムを開発し、高度な人文知を社会全体へと開いていきます。

[ 専攻紹介 ]

人文学の伝統を踏まえ、今日的課題に向き合う5つの専攻。

現行の大阪大学大学院「文学研究科」3専攻と「言語文化研究科」3専攻を統合し「人文学研究科」5専攻とします。5専攻共通科目とそれぞれの専攻によって次のような教育プログラムがあります。

現行の学部・大学院のリンクはこちら

人文学専攻

特色

人文学プログラム

コース

言語文化学専攻

特色

言語文化学プログラム

コース

外国学専攻

特色

外国学プログラム

コース

日本学専攻

特色

基盤日本学プログラム

応用日本学プログラム

コース

芸術学専攻

特色

芸術学プログラム

コース

[ 人文学林 ]

5つの専攻を融合し「新しい人文学」を生み出す組織「人文学林」。

安定した教育プログラムを提供する5つの専攻に対して、社会のニーズにすばやく対応し、社学連携活動を実施したり、研究グループを立ち上げるなどし、研究科全体の教育体制を俯瞰して共通科目や学位審査を統括するなどの機能を持った組織である「人文学林」を新たに組織します。

「人文学林」では、3つの学問分野と4つの地理的エリアを組み合わせた「学術マトリックス」を設け、教員と学生を各マトリックスに配置することで、専攻を超えた交流の振興を図っていきます。

専攻を超えた教務

  • デジタル・アカデミアを通じた、教員と学生の自由で幅広い交流を支援
  • 研究科共通科目の企画・運営
  • 学生が主たる指導教員に加え、専攻を超えて学術的なアドバイスを受けることができる「相談教員」のマッチング
  • 専攻横断的な学位審査の実施に向けた調整

専攻横断的な研究の振興

  • 専攻横断的な研究活動の推進
  • 専攻横断的な共同研究事業への人的・経済的支援
  • 「グローバル日本学教育研究拠点」および「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」との連携を通じた教育・研究面での好循環の創出

人文学林「デジタル・アカデミア」

  • 人文学林では「学術マトリックス」に所属する教員・学生の業績をウェブ上で公開し、学内外から自由にアクセスできるようにする。
  • 教員・学生はそれらの業績を参照し、オンライン・オフラインを用いて自由に双方向的な学術交流を行うことを可能とする。

[ 入試情報 ]

人文学研究科では、多様な人材を受け入れるため、下記の通り入試を実施します。

  • 博士前期課程においては、全ての専攻で年2回の入試を実施(2022年度入試は秋季・冬季の予定、日本学専攻応用日本学コースは冬季1回のみ)。
  • 博士後期課程においては、全ての専攻で年1回の入試を実施。
  • 言語文化学専攻以外の4専攻にて、一般選抜、社会人選抜、外国人留学生選抜の3方式を採用(外国学専攻の博士後期課程は除く)。
  • 外国人留学生の10月からの入学を受け入れ(日本学専攻応用日本学コース)。

    ※外国人留学生の2021年10月受け入れについての詳細は日本語・日本文化専攻にお問い合わせください。

  • 入試日程は下記の専攻群ごとに異なる場合があります。
    • 人文学専攻/芸術学専攻/日本学専攻基盤日本学コース
    • 言語文化学専攻
    • 外国学専攻/日本学専攻応用日本学コース
  • 入学定員:博士前期課程161名、博士後期課程65名

入試情報の詳細は追ってWebサイト等で公開する予定です。

[ 参考情報 ]

新研究科における課程、⼊学定員、学位について

※1 入学定員はいずれも予定です。
※2 教授会の議を経て総長が適当と認めたときは、「修士/博士(学術)」を授与する場合があります。
専攻 課程(入学定員) プログラム 取得できる学位
人文学
専攻
博士前期課程(47人)
博士後期課程(14人)
人文学
プログラム
修士(文学)
博士(文学)
言語文化学
専攻
博士前期課程(32人)
博士後期課程(15人)
言語文化学
プログラム
修士(言語文化学)
博士(言語文化学)
外国学
専攻
博士前期課程(25人)
博士後期課程(11人)
外国学
プログラム
修士(言語文化学)
博士(言語文化学)
日本学
専攻
博士前期課程(40人)
博士後期課程(18人)
基盤日本学
プログラム
修士(文学)
博士(文学)
応用日本学
プログラム
修士(日本語・日本文化)
博士(日本語・日本文化)
芸術学
専攻
博士前期課程(17人)
博士後期課程(7人)
芸術学
プログラム
修士(文学)
博士(文学)

[ お問合せ ]

担当
大阪大学大学院文学研究科専門職員(文学研究科・言語文化研究科統合再編担当)
西ノ上 和彦 (NISHINOUE Kazuhiko)
TEL
06-6850-6394(内線2106)
FAX
06-6850-5091
E-mail
nishinoue-k[at]office.osaka-u.ac.jp
※送信の際は[at]を@に直してお送りください。

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