研究
人文学林

- ホーム
- 研究
- 人文学林
専攻を超えた研究・教育をめざして
専攻を超えて人文学の研究、
教育を十分に活性化させるための仕組みとして、
新たに「人文学林」を立ち上げます。
人文学研究科のすべての教員、
学生は、人文学林において「学術マトリックス」という
ディシプリンと地理的エリアで区分された
ブロックに再配置されます。
学術マトリックス
横軸として、「言語科学・コミュニケーション系」、「思想・時空環境系」、「文化表象系」という3つの学問分野をとり、縦軸に「日本」、「アジア・アフリカ」、「アメリカ・ヨーロッパ」「エリア横断」という4つの地理的エリアをとって12の領域に分割された「学術マトリックス」に、5専攻に所属する全教員・全学生が再配置されます。この学術マトリックスに基づく教員配置は、ウェブを通じて全世界に公開され、専攻の枠組みを超えた研究と教育のプラットフォームとして機能します。

デジタルアカデミア
この学術マトリックスを基盤として、ウェブサイト「デジタルアカデミア」を立ち上げ、教員・学生の日々の研究成果を公開し、専攻を超えた学術交流を活性化させます。
人文学林の学術支援
人文学林では、学術マトリックスを代表する「学術委員」を中心として、領域横断的な新たな人文学研究を活性化する試みを展開していきます。企画のお知らせは、人文学研究科トップページの「新着情報」に掲示いたします。
人文学林の学術支援活動についてご質問・ご提案等ありましたら、下記メールアドレスにお知らせください。
(現在調整中)
人文学林・学術委員へのメールアドレス:懐徳堂記念会との連携
「懐徳堂」は、1724年に大阪の地に誕生した、町人の手になる町人のための学問所です。懐徳堂は大阪大学の理念的な源流の一つとして位置付けられています。大阪大学大学院人文学研究科・人文学林は、財団法人・懐徳堂記念会と連携して、懐徳堂顕彰と関西の学術振興のための活動を展開してまいります。
専攻の教育を補完する
学生は、人文学林を通じて研究上の助言を受けることができる相談員を選ぶことが可能です(博士前期・後期とも)。また博士後期の学位審査に際して、専攻から選出された審査委員のほかに、学術マトリックスを活用し「人文学林」枠として他専攻等の教員を審査委員に加えることができます。これにより、専攻の枠を超えて研究科全体での審査体制を整備し、より厳格かつ透明性のある学位審査を行います。
人文学研究科共通科目
人文学林は、「人文学基礎」やインターンシップ科目、デジタルヒューマニティーズ科目、Euroculture科目等、人文学研究科における共通科目の一部を提供しています。詳しくは研究科共通科目のページをご覧ください。